地方都市にお住まいで、日本最大級のデザイン&ハンドクラフトイベント「デザインフェスタ」、消しゴムはんこファンにはおなじみの「スタンプカーニバル」、そしてJESCAが主催する「けしごむはんこヴィレッジ」等、多くの出展者と来場者で賑わう首都圏開催のイベントに行ってみたいと考えている方は数多くいらっしゃると思います。とはいえ、いざ行くとなると「交通費や宿泊費で結構お金もかかるし、家のことや家族が心配だし、仕事もあるし・・・」と、参戦に二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、「思い立ったらすぐ行ける!」というわけにはいかない地方からのイベント参戦について、できるだけ出費を抑えて参戦する方法と、時間を有効に活用して参戦する方法をいろいろ調べてみました。
~交通費を抑えるなら高速バスとLCC~
交通費をできるだけ抑えたい場合真っ先に思い浮かぶのが、都市間高速バスを利用してお住まいの地域から東京に向かう手段ではないでしょうか。
格安の長距離移動手段として注目され利用者が年々増えていて、座席も長時間の移動で疲れにくいよう配慮されていたり、中にはプライバシーに配慮した完全個室仕様や女性専用席を設定したバス等もあるようです。
夜に出発して明朝東京に到着する深夜バスを利用すれば、バス内宿泊となり一泊分の費用をカットすることができるため、頻繁にイベント参戦を繰り返す地方在住の方からの人気が高いようです。
また、格安航空会社として徐々に勢力を拡大しているLCC(ローコスト・キャリア)も見逃せない交通手段です。羽田空港行や成田空港行のLCCが就航していることが条件となりますが、そのような空港がお住まいの地域の近隣にあるなら利用しない手はありません。
運賃は高速バス・LCCともに運行(運航)時期や距離、座席の種類、また出発時間帯によって異なりますが、比較対照されることの多い新幹線やJAL・ANA等の大手航空会社と比較するとおおむね20%~最大50%程度割安になっています。ただ、運行本数・便数が限られていることが多く、人気の路線や時間帯・座席が発売直後に完売となってしまうことが多いのがデメリットです。
~時間短縮なら新幹線と大手航空会社~
イベント会場にできるだけ長く滞在したい、でも移動に時間がかかってしまうと滞在時間が少なくなってしまう・・・という方の場合、新幹線とJAL・ANA等の大手航空会社を利用することになると思います。
高速バスやLCCと比較すると運行本数や便数が圧倒的に多く、その気になれば北海道や九州からでも日帰りでイベントに参戦することが可能です(実際に6月開催の浅草橋はんこ村に出展したばむへいさんは九州から日帰りでいらっしゃったそうです!)。デメリットとしては、やはり運賃が高速バスやLCC等と比較して割高になってしまうということです。
~会場までの道のりも考慮しましょう~
また、どの交通手段を利用する際にも考慮に入れなければならないのが、会場までの移動手段と所要時間です。不案内な土地で効率よく移動するためには、事前に移動手段を調べておくことが必要不可欠となります。出発地と到着地を入力して所要時間や料金等を検索できるスマートフォン用無料アプリもあり、かなり正確な道順と所要時間・料金を算出できますので、利用してみるのもよいと思います。
今回は、地方からのイベント参戦を実現するための交通手段を考えてみましたが、じゃあ実際にどのくらい費用がかかるのか?所要時間は?本当に参戦できるのか?など、さらに具体的なプランを立てて検証してみたいと思います。
(ライター:今福大文 / 2017年10月23日配信)