消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2017年4月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第6回秘話 やるなら徹底的に素材を探す」
第6回目の放送では「スノードーム作り」を紹介しました。
男性や、小さな男の子も楽しめるものは無いかと探していたら、制作スタップさんから、スノードームで、宝探しがしたい!という何気無い発言から全てが始まりました。
裏話1 部品探し
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打ち合わせの時に、宝探しをテーマにいただき、大変だったのが、部品探しです。クオリティを高くしたかったので手作りは考えていませんでした。色々物を検討して、行き着いたのは、ブロックのパーツでした。私が子どもの時には無かったパーツが、今は、とても充実していて、何より、サイズがちょうど良かったんです。びっくりですね!こうした部品を探すということも、この番組の趣旨の一つで、色々な素材を紹介しています。
裏話2 ひっつかない!
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ここで、制作秘話にふさわしい裏話があります。部品をスポンジに引っ付けていく作業ですが、瞬間接着剤を使用しているので本来なら15分くらいで終わるのですが…1時間以上かかりました。理由は不明なのですが、接着剤と、プラスチック同士の相性が良く無かったようで、引っ付かなかったのです。たくさん時間をかけて、なんとか引っ付けたのですが、予想外のところで、ヘトヘトになってしまいました。
裏話3 ターゲットの対象
今回は、男性や、男子児童でも、ワクワクできる内容にしようというのがテーマだったので、スタッフさんにも、「男性でも楽しい?」と何度も確認していました。
手芸や、ハンドメイドは、女性や、女子児童の方が比率が高いので、つい女性っぽいモチーフや、色使いになってしまう可能性があることを逆に意識して、「宝探し」をテーマにしました。
ただ、作り方を紹介する番組ではなく、見てくださっている方を想像しながら、もっと深いところにも意味のあるものにしたいと思っています。
老若男女、興味のある方もない方も、これならちょっと作ってみようかな?と思ってもらえればいいなと思います。
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
http://miyabiland.com/waku/waku.html
みやびらんどでは、消しゴムはんこのネット販売、オーダーメイドを受け付けています。また、企業や地域新興団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!