消しゴムはんこ作家・大内ゆかさんの連載「大内ゆかの『極めろ!はんこ道』」をお届けします。
こんにちは。
Capule* Worksという屋号で活動している大内ゆかです。
この度、「消しゴムはんこライブラリー」で連載させていただくことになりました。
初めましての方も、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、少し自己紹介をさせてくださいね。
消しゴムはんこを初めて作ったのは2011年の8月でした。
それまではパンやお菓子作りにハマっていて、ご近所さんにおすそわけをするときに自分印のはんこがほしいと思ったのが、消しゴムはんこ作りをはじめたきっかけです。
2011年10月には販売をしはじめ、そこから「やっぱり販売するならキレイに彫りたい!」と思い、印面をキレイに仕上げるようになっていきました。
でも、昔から絵を描くことが苦手で、初めて自分の絵で彫ったはんこはイラストも彫りもボロボロでした。
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どうして思い通りに描けない・彫れないのかと悩みながら、たくさん彫って、たくさん描いて、たくさん練習しました。
たくさん失敗して、たくさん練習した結果、今ではこれぐらいのクオリティで彫れるようになりました。
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今までたくさんはんこを作ってきた中で私が培ってきた情報をお届けします。私と一緒にはんこ道を極めていきましょう! 不定期更新になりますがお付き合いいただけると幸いです。
連載でお届けする内容は、「道具へのこだわり・使い方」や「彫り方」、「販売時の価格設定の仕方」などです。
道具へのこだわり
印面をキレイに仕上げようとあれこれ試行錯誤していく中で、大切なことに気がつきました。それは「やっぱり道具が大事!」ということです。『弘法 筆を選ばず』といいますが、私は弘法ではないので道具にはこだわっています! 自分が使っていて心地良いものや使いやすいものを選ぶことがポイントです。
みなさんも道具にこだわっていますか?
次回からは、私が使っている道具の紹介をしていきますので、「これはっ!」と思うものがありましたら、ぜひとも試してみてくださいね。
彫り方
しかし。しかしです!
道具にこだわったからといって、いきなりキレイに彫れるわけではありませんよね。そこにたどり着くまでには、何度も何度も失敗しながら練習を重ねていかなければなりません。まさに『継続は力なり』。昔の人はうまいこと言いますね。
1枚目の写真のとおり、私は特別器用なわけではありません。すべてコツコツと積み重ねてここまで来た、と思っています。「どこをどう彫ったらキレイになるか」などを常に考えながら彫ってきました。今でもそれは変わりません。
私のこだわりポイントは「頑丈・傷がない・キレイ」です。でも、まだまだ志半ばなので、「はんこ道」を極めるためにこれからも向上心を持って取り組んでいきます。現在、私が実践している彫り方の紹介もしていきますので、ぜひともお付き合いくださいね。
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「消しゴムはんこを使って作品を作ろう!」的なことはできない私ですが、彫り方のコツならばお伝えできるのではないかと思っています。コツを掴めば上達も早くなりますので、少しでもみなさんの消しゴムはんこライフが楽しいものになるようお役に立てると幸いです。
キレイな彫り方を学んでいただける自宅教室も開催していますので、Capule* Worksのホームページよりお問い合わせくださいね。
また、フルオーダーはんこも随時受付中ですので、ホームページの「オーダーメイドについて」をお読みいただき、ご連絡くださいませ。
各SNSもフォローしていただけると嬉しいです。
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それではこれからよろしくお願いいたします。
次回は道具紹介を掲載したいと思います。
Capule* Works
大内 ゆか