消しゴムはんこ作家・ばむへいさんの連載「消しゴムはんこde絵本作り」第72回。
今回の一枚絵絵本と消しゴムはんこは『夜空のわたがし』をお届けします。
め〜ちゃんは綿菓子が大好きです。
ふわふわで甘くて口の中に入れるとじゅわっと溶けてなくなってしまう。この感触も好きなのです。
ばむらんどには毎年暑い時期になると暑さを凌ぐための催し「屋台祭り」があります。
屋台祭りでは元気が出るおまじないが込められた食べ物の屋台がたくさん出ていて子供から大人まで大人気。
ここで好きな食べ物を買って食べて暑い時期を乗り越えるのです。
め〜ちゃんは屋台祭りの雰囲気が大好きで毎年楽しみにしています。
屋台がたくさん並びキラキラのライトがお店中に広がり、幻想的でワクワクするのです。
そんな中にふわふわとしたパステルカラーの淡い色合いの色んな色が屋台の空を舞っているお店。
「綿菓子屋さんだ♪」め〜ちゃんは、このふわふわキラキラした綿菓子屋さんが大好きなのです。
なので普段綿菓子を見ると、屋台祭りの綿菓子屋さんの雰囲気を思いだし元気が出てくるのです。
め〜ちゃんは綿菓子に目がないので色んな綿菓子を見ては食べてきました。
ばむらんどの噂では満月の夜、ばむらんどの中央にある一番大きな木、ばむツリーのもっともっと上にいった夜空の雲は食べられるそうで、淡い紫ピンクの色で食べると口の中がシュワシュワパチパチしてとても甘いと言われています。
め〜ちゃんはその夜空の綿菓子を食べて見たいのです。
満月の夜になるとめ〜ちゃんはいつも夢見るのです。
ぐぐぐぐーーーーーん！
ズボ！
きりんさんありがとう。でも残念。
こんなにおいしそうなのに食べられないなんて。
タイトル『夜空のわたがし』いかがだったでしょうか？前回の連作になっています(´艸｀)
心ほっこりしていただけたなら、ばむへいは幸せです♡
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(消しゴムはんこライブラリー編集部・2024年7月26日配信)