消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2023年1月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第143回秘話 羊毛フェルト第1弾!」
さて、第143回目の今回は、羊毛フェルトの第1弾です。
ひたすらチクチク、ぜひ、ご覧ください!
裏話1 不思議なフェルト
私も今でも不思議ですが、フワフワしたフェルトをひたすら、チクチク針で刺していくと、だんだん塊になって行きます。でも、そこにたどり着くまでには、ひたすら、チクチクします。ずっとチクチクします。
指を刺さないように、気をつけてチクチクしていきます!
説明が難しいのですが、チクチクしながら、形を整えていきます。簡単そうで意外と思った形になりません。番組では、何度かやり直していますが、そこは、いい感じにカットです!(笑)
裏話2 基本のまんまる
私の持論ですが、世の中で型が無い状態で作るのが一番難しいのは、円・丸だと思います。でも、その円や丸が一番美しい形なのもまたしかり。
その丸に挑戦します。チクチク刺して、まんまるを作ります。ボコボコしているところを見つけては、チクチクして滑らかにしていきます。でもやりすぎると、そこが凹んでくるので、他を同じ高さまで凹まさないといけなくなるので、永遠に形が決まらないループにハマります。そうならないように、しっかり全体を見ながら形を整えていきます。
裏話3 珍しく、次回に続く
第2弾というのは、これまでにもありましたが、違うバージョンや応用編などで次回に続くものはありましたが、今回は、前半で完成しないという珍しい回です。チクチクたくさんしているのに完成しない!
そのくらい、たいへんだというのが伝わるのもよいということになり、編集でカットせずに、終わらないまま次回に続くことにしました。
作業はとっても簡単なのに、大変な作業です。でもこのチクチクの中に、いろんなテクニックや思いが入っているので、ぜひ、やってみませんか?
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,500個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士/販売士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2023年1月21日配信)