藤嶋みやびさん連載、第142回放送秘話「シーリングワックス」
消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2023年1月11日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第142回秘話 シーリングワックス」
あけましておめでとうございます。
本年も、みやびらんどをよろしくお願いいたします。今回は・・・
シーリングワックスの回です。
裏話1 本物を使います
今回は、●●風、●●に見える、、、などではなく、本物を使います。
「シーリングワックス」というものは、日本ではあまり馴染みがありませんが、外国で頻繁に使われていました。封書や契約書などの公式文書を中心に、日本でいう「割印」として使われることが多い蝋印です。今回は工作ではなく、道具の紹介ですが、こういうことに触れるきっかけって、なかなか検索しようと思わないと出会えないと思いますので、ここで紹介します!もっと早く登場しても良さそうな内容ですが142回目にして登場です。
裏話2 火を使います
蝋燭を溶かして使うので、火を使います。道具の中には、ヒーターのようなもので溶かす専用の道具などがあるそうですが、アロマキャンドルなどを使うとわりと安全に手軽に使えます。ぐつぐつしてきますが、しっかりと溶かしていきます。蝋の香りが漂います。私はわりと好きな香りなのでリラックス効果もあります。(シーリングワックスの蝋は、独特な香りがするものが多いです)お子さまは、大人の方と一緒に挑戦してみてくださいね。その時にマッチを使う練習など、合わせてされてみるのも良いかもしれません!
裏話3 どこで使う?
さぁ、使い方とどんなものかが分かったところで、何に使いましょう!?手紙を書くことがある場合は、ぜひ使ってみてください。他にもラッピングにも使えます(でも高温になりますので、ビニールなどの溶けやすいものとの組み合わせはできません)動画では麻の紐で結んだ紙箱を留めてみました。他にもシールがわりに使ってみてください。開封前であることを証明することにもなりますので、重要な文書を留めておくのもおすすめです。
ちょっとおしゃれになりますよ!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,500個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士/販売士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2023年1月11日配信)