藤嶋みやびさん連載、第133回放送秘話「ポップ文字を描こう」
消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2022年8月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第133回秘話 ポップ文字を描こう」
さて、第133回目の放送では、意外と無かった!ポップ文字の描き方!
よくお店で見かけるあの文字の描き方を紹介します♪
裏話1 文字の並び
きっとお店で一度は見たことあるポップ文字ですが、いざ描こうと思うとなかなか難しいんです。まずは、文字の並びについての説明をしました。単純に太い文字を描いているわけではないんですよ!とっても頭を使います。
余談ですが、高速道路の看板の文字、本当の文字から、「点」や「はらい」などが一部省略されていることを知っていますか?それは高速で動いている車内からの視認性を重視しているからです。ポップ文字も可愛くPRするために省略したり、文字の部品を重ねたり、いろんな工夫があります。
そしてポップ文字独特の書き順があります。それらが少しでも伝わればと思います。
裏話2 最初から
こういう文字を1から描いているところは、あまり普段見れないと思うので、貴重な回ではないかと思います。なぜ、私が描けるかというと、私は小売業の販売促進も仕事で行っているからです。今は指導するほうなので現場で、そこまで描く機会は減りましたが、以前は、頻繁に描いていました。印刷の時代ですが、やっぱり手描きは、暖かくて、よく伝わります。ぜひ、みなさんも一度チャレンジされてみてください!
裏話3 仕上げ
最後の仕上げまで一気にご紹介しました。最後まで動画を見られた方は、そうそう、こんな感じのポップ見たことある!って思われると思います。販売促進の観点からお伝えすると、このポップを使用すると、低価格や、庶民的なイメージを与えてしまいますので、使うところにご注意ください。もちろん、そのイメージをつけるために、あえて描くものです。このポップ文字ですが、次回に続きます。お楽しみに!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
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みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,400個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士/販売士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2022年8月21日配信)