藤嶋みやびさん連載、第122回「ねんどクリーム」
消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2022年2月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に
出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第122回秘話 ねんどクリーム」
さて、第122回目の放送では、ねんどでクリームを作ります。
もちろん、たべられません・・・!
裏話1 きっかけ
このクリームを発見したのは、紙粘土を使ったあとで、片付けているときに粘土の水分を調節するために置いていたお皿の底に、クリーム状になっている紙粘土を発見したからです。(あとで調べたら、ねんどクリームという工作があるんですね!)偶然ですが、これ、しぼり袋で絞れないかなぁと思ったのがきっかけでした。そんな偶然に出会ったときに、もしかして!できるかも!と思えるようにいろんな引き出しを持っていたいものです。
裏話2 どうする?
工程の最後のほうに、大きなビニール袋で水と紙粘土を混ぜたあと、それを絞り口に移すんですが、どうやるか問題発生。
テレビ的に分かりやすくするには、スプーンですくって移すのが一番簡単です。
ですが、ここは、合理的で、便利で他のものが汚れない方法を披露しました。
カメラが私の手元に寄りすぎていて、ピントが合わない時がありますが、ご了承ください。
裏話3 水の量
この番組特有ですが、材料に明確なグラム数を指定しない時があります。化学反応で遊んだり、分離させたりするときは、きちんとした数値で紹介しますが、今回のような感覚的なものづくりの時は、だいたいこのくらいという分量でお知らせしています。そして、調整しながらチャレンジをしていただきたいと思っています。
その結果・・・、今回、私が、水の量を間違えました。ピンクのほうの出来上がりが、ぺっちゃんこに、、、、。リベンジした青いほうは成功しました。そんな出来事も工作の醍醐味です!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,300個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2022年2月21日配信)