消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2021年7月11日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第107回秘話 ピロピロピロー!ふきもどし」
裏話1 何?という方へ
「ふきもどし」って?という皆さま。動画の冒頭でも説明していますが、多分見たことあります。お祭りや、駄菓子屋さんで見かけることが多く、長い筒で、息を吹き込むと、筒が伸びて、息を戻すと、くるくるくるーっと筒が丸まって短くなるおもちゃのことです。名前があったのか!という感じですが、私も同じことを思いました。これが手作りできるって、わくわくしますね!
裏話2 かなり大変でした
今回は、かなり大変な収録となりました。難しいからです。息を吹き込むと、伸びるけど、問題は、息を戻しても、丸まって戻らない!というところです。紙が平らな状態で丸まっているのを、空気を入れて膨らませると、丸まったところがピンと伸びるのですが、その逆で、空気が抜けて、平らになって、くるくると丸くなって収まるところが、うまくいきません。形状記憶合金ではないうえに、あまり丸くすることだけを意識すると硬くなって、空気を入れても膨らみません。その強度のちょうど良いところを探すのが大変でした。
1つ1つ違うので、試作で作ったものと、収録で作ったものもまた違うので、調整しながらの作成で、収録時間が長引きました。(でも番組は8分です)
裏話3 できました!
なんとかできましたが、難易度は、文句無しの★3つです。空気を抜く時に、若干強く吸い込むと、よく戻る気がしますが、実際のおもちゃは、そんな意識をしなくても、自然に戻るので、本物に近づけるにはまだまだです。
ですが、自宅で作る工作としては、なかなかよいものでした!ぜひ作ってみてください!夏にぴったりのおもちゃでした♪
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,100個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
https://miyabiland.com
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター / JESCA認定講師
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2021年7月11日配信)