消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2021年3月11日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第99回秘話 パタパタおもちゃ」
第99回目の放送では、あの昔なつかしパタパタおもちゃを作ります!
裏話1 ふしぎな動き
みなさん、パタパタおもちゃで遊んだことはありますか?昔なつかしおもちゃとしても知られているこのおもちゃ、木でできていて、赤い帯のものが多いと思います。これ、ふしぎだなぁと思ったことはありませんか?なぜ、パタパタ動くのか、見ても考えても分からないのですが、これ、作れちゃうんです。
裏話2 手の向き
今回の内容を、リアルタイムで放送された時に、いただいたご意見ですが、自分で作る時に、画面に映る向きと、自分の手元が逆に見えるので(向かいあう形になるため)、作りにくいね、と。確かにそうです。撮影する時に、私の後から撮れば同じ向きになりますが、そうではなかったので、画面を見ながら作る時に、向きを合わせるのが大変だったそうです。
・・・つまりは、向きが大切な工作なのです。横一列に並べて、組み合わせていきますが、その向きと位置が大切です。ぜひ、動画をご覧ください。
裏話3 材料のコツ
サイズも種類も何でも良いとは思いますが、遊ぶ時に、軽快にパタパタと動くためのコツがあります。それは、メインとなる長方形の板を厚いものにします。ある程度の重さがないと、パタパタと下にめくれていかないのです。
もう一つは、帯です。布のリボンや、紙テープなど、サラサラしているものが良いです。その理由は、リボンがひっかかって動かないことがあるからです。
いろいろな素材で作ってみるのも面白いかもしれないですね!
さぁ、次回は、いよいよ100回目です!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,000個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター / JESCA認定講師
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2021年3月11日配信)