消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2021年1月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第96回秘話 塩ねんど遊び」
裏話1 小麦粉ねんどとの違い
今回は塩ねんどを作ります。小麦粉を使いますが、小麦粉ねんどとの違いは何でしょう?これは、実際に動画を見ていただくか、作ってみていただくとわかるのですが、ぷっくり度が違います。オーブンで焼く作業があるのですが、焼くと、クッキーのように(クッキー以上に)ぷっくり膨らみます。コロンとした仕上がりになり、とても可愛くなります。
裏話2 食べられる?食べられない?
収録をしている時に、材料が小麦粉と塩なので、「食べられないことはないよね」という話になり、それをそのまま説明しようかと考えました。食べる真似をして、食べられないことはないですが、食べないでね、というコメントを言うつもりでした。ですが、よく考えたら、「塩の量!!」小麦粉の量の半分が塩です。食べられますが、塩辛いです。と、いうことで、あえてコメントをしませんでした。粘土は食べられないものですので、あえて言いませんでした。言えば、食べてみようかと思う方がいらっしゃっては困るので急遽言わなかったという裏話がありました。
裏話3 積極的に手で触ろう
ものづくりの基本は、積極的に手で触れて、感触を楽しむことです。手が汚れるとか、冷たい、そんな心配をしていては楽しさが半減します。洗えば大丈夫ですので、しっかり触って遊びましょう。大人になると手が汚れるなぁ、服が、机が汚れるなぁ、と思いがちですが、しっかり触ってください!粘土は、いくつになっても楽しいものですね!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,000個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター / JESCA認定講師
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2021年1月21日配信)