藤嶋みやびさん連載第90回「いないいないばぁ」

 消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。


2020年10月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど

中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。

「第90回秘話 いないいないばぁ」

第90回目の放送では、いないいないばぁ!のおもちゃを作りました!


裏話1 このように・・・

 今回、この記事を書くのに、改めてYouTubeの動画を見ていて気がついたのですが、「このように」という言葉ばかり言う私がいました。これは・・・とちょっと自己反省しつつ、しかし、この言葉が一番しっくりくるなぁという気もしました。こっちに、こうして、ここをこうして、という説明をするのに、画面を見てくださっていることを前提に、ほら!という感じで出てしまうのです。でも、本当は、もっと説明しないといけないですね。

 さて、今回は、簡単なのに、おもしろい、いないいないばぁです!


裏話2 ほら、ばぁ!

 今回のこの工作を思いついたきっかけは、ある研修の場でした。子育て支援をされている方のお話の中で、半ば余談のような感じで出てきたのですが、「いろいろあってね、ほら、こんなのとか、こんなのとか」と次々に出てきて、1つ1つの説明は無かったんです。その中で、「ほら、ばぁ」とだけ言われて、さっと片付けられたおもちゃの一つでした。そのおもちゃは、おばけの部分が布で、もっと面白かったのですが(笑)これを、なんとか簡単に自分でも作れないかなぁと、布を紙に変えて、考えたものです。


裏話3 長さを調整

 画面では、なかなか伝わりにくいのですが、紙でできたおばけをバァと出す時に、支えている糸の長さは、調整する必要があります。もう少し長く、もう少し短く、この調整が実は一番楽しいのですが、時間の関係などであまり見えません。バァと出した時に、あまり見えすぎると下まで見えてしまうし、短いと顔が見えない、さらに下に下げた時に糸が短い場合、下からおばけが見えてしまいます。この長さの調整ができたら完成です。


それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)

今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html

全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。


藤嶋みやび(ふじしま・みやび)

グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター / JESCA認定講師

周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員

地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士


みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで1,900個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。

以上、藤嶋みやびでした! 
http://miyabiland.com

(消しゴムはんこライブラリー編集部・2020年10月21日配信) 

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