消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。
2020年5月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど
中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。
「第80回秘話 消しゴムはんこ(上級)」
裏話1 いよいよ上級編
今回は前回の続きで消しゴムはんこの彫り方をご紹介いたします。ぜひ、ご覧ください!
裏話2 文字を一気抜き!
今回は、平仮名を彫りました。周りの余白の部分を一気抜きしました。淡々と彫る動画なのですが、見ていただければ、何かコツを掴めるきっかけになるのではないかと思います。余白の処理の方法は、作家さんそれぞれのやり方がありますが、私は、動画の通りです。これは1年経った今でも同じ方法です。
図案と水平の余白の間に溝があるのがポイントです。
裏話3 私の考えるコツとは
3回に分けて、消しゴムはんこの回をやりました。80回にしてやっとという感じでもありますが、お楽しみいただけましたか?何度も見ながら、あなたの彫り方を見つけてみてください。
私の考えるコツですが、最初の目標は、ゴミを少なくすることです。うまくなってからは、どんな状況でも、途中で中断しても、どの向きでも、どんなイラストでも、わりと綺麗に彫れるのですが、最初の練習の段階では、ゴミの数(切れ端の数)を減らす練習をしてみてください。つまり、できるだけ、まとめて一気に型抜きをするということです。
上手になる前は、何度も刃を入れて、削って削っていくので、ポロポロと削りカスが出ます。上手になると、一発で線が決まるので、削りカスが少ないんです。なるべく、ポロポロ出るカス・切れ端を少なくしてみてください!一緒に頑張りましょう!
それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)
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今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。
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藤嶋みやび(ふじしま・みやび)
グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター / JESCA認定講師
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士
みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで1700個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。
以上、藤嶋みやびでした!
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2020年5月21日配信)