イレイサースタンプクリエイター・うえむらゆみこさんの連載「ハンコにできること、星の数ほど。」をお届けします。
消しゴムはんこファンの皆さま、こんにちは!
イレイサースタンプクリエイターのうえむらゆみこです。
消しゴムはんこにはたくさんの夢がつまっています。
ただ「消しゴムに絵をうつして彫る」というものではありません。
一生懸命彫ったはんこの向こう側にはたくさんの可能性があります。
そんな消しゴムはんこにできること。
星の数ほどたくさんある「ハンコにできること」を毎月ご紹介しています。
コロナウイルスの猛威が世界中に広がり大変な世の中になってしまいましたね。
皆さんもウイルスの影響を受けていることと思います。
最近、この連載のタイトルでもある「ハンコにできること」は本当に未知数だと感じるできごとがありました。
今回のコロナウイルスの影響で外出できない日々になって、3人の子どもたちは休校になり、私のお仕事もゼロだから当然毎日家にいる生活。
そんな時に飼っている金魚のはんこを彫りました。
子どもたちも一緒に彫りました。
実は、レッスン図案でもなく、何かの展示会や個展に出すものではない、そういう作品を作るのは久しぶりでした。
まさしく「趣味」で彫った金魚はんこなのです。
締め切りもないし好きなように描いて好きなように彫りました。
私は本当に楽しくて、金魚はんこ作品には楽しさが溢れ出ているような気がしました。
それをSNSに投稿するとたくさんの反応があり嬉しくてまた金魚のはんこを彫りました。
そうしているうちに、ハンカーさん以外の金魚業界の作家さんまでもがフォローしてくれるようになり、金魚愛好家の方たちと新たな交流が生まれて、金魚のイベントなどがあることを教えていただきました。
そして、夏には群馬県のギャラリーで開催される「うろこ」のイベントの金魚エリアに作品を出品させていただくことになりました。
今は子どもたちと毎日、金魚はんこやはんこを使った雑貨作りに没頭しています。
ハンコにできることは、星の数ほどたくさんあります。
何かの小さなきっかけで歯車が回り始めることがあります。
私は今回もまた消しゴムはんこに救われているなと感じています。
イレイサースタンプクリエイターうえむらゆみこがお届けしました。
また、来月お会いしましょう!
http://ameblo.jp/masa1109yumi/
http://www.facebook.com/atelierpocoapoco
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2020年4月10日配信)