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うえむらゆみこさん連載 8月号更新

イレイサースタンプクリエイター・うえむらゆみこさんの連載「ハンコにできること、星の数ほど。」をお届けします。


消しゴムはんこファンの皆さま、こんにちは!
イレイサースタンプクリエイターのうえむらゆみこです。

消しゴムはんこにはたくさんの夢がつまっています。
ただ「消しゴムに絵をうつして彫る」というものではありません。
一生懸命彫ったはんこの向こう側にはたくさんの可能性があります。
そんな消しゴムはんこにできること。
星の数ほどたくさんある「ハンコにできること。」を毎月ご紹介しています。

1月の連載でも書かせていただいたのですが今月も「除光液転写」について続編をお伝えしたいと思います。
実は1月のレッスンでも除光液転写を取り上げたのですが、反響が大きくレッスンに参加できない地域のたくさんのハンカーさんより除光液転写について質問を受けました。
どんな時に除光液転写をするのか、トレペ転写(トレーシングペーパー転写)とどう違うのか。
繰り返しになりますが、私の場合似顔絵はんこやペットはんこのオーダーをいただいたときによく除光液転写をします。
ここで、一番お伝えしたいのは「綺麗に転写をしたい」のならトレペ転写に勝るものはないということです。
除光液転写の場合、トレペ転写の時ほど綺麗に消しゴムに黒い線を残すのは不可能に近いと思っております。
ですので、デザインを自分で描く場合、図案を写して描く場合は、圧倒的にトレペ転写の方が有利です。

オーダーの際に似顔絵やペットはんこの写真や画像から絵を起こす場合はデザイン力が必要になります。
そういう場合に除光液転写という方法を使っています。

今月はアルファベットの図案にしました。(文字は私が描いています)
A~Zまですべて彫って揃えたくなりますが、自分でトレペ転写をするのには手間がかかります。
アルファベットを除光液転写すればすぐに彫り始めることができます。

特にアンティーク系のはんこが好きな方には除光液転写は向いていると思います。
使う除光液なのですが、アセトンとノンアセトンがありますが、アセトンの方が綺麗に転写できると思います。

また、除光液転写の際に気を付けることをまとめてみます。
●家庭用のインクジェットコピー機ではなく、コンビニや会社などにあるトナータイプのコピー機を使ってコピーしないと除光液転写はできないです。
●除光液はつけすぎても少なすぎてもダメなので微調整が必要です。
●透けるくらいがちょうどいいです。
●著作権や肖像権があるので雑誌などからコピーしてはいけないです。

このようにいくつかのコツが必要なので何度か練習してみた方がいいかと思います。
9月のレッスンでは、実際に除光液転写を行います。
9月は北海道へ行きますよ!
百聞は一見に如かず、興味のある方はぜひ参加してみてください。

イレイサースタンプクリエイターうえむらゆみこがお届けしました!
また来月お会いしましょう。

【9月のレッスン情報】
うえむらゆみこ9月の消しゴムはんこレッスンテーマ
『除光液転写でアンティーク文字彫り&ピグメントインクを使おう!』
参加料は全会場共通:おひとり様税込み2500円
9月10日(火)安城すみれサークル 安城アトリエ 10:30~12:30
9月13日(金)秋葉原さくらサークル ツキネコスタンプ倶楽部 14:15~16:15 
9月22日(日)消しゴムはんこ1Dayレッスン 北海道 TKP札幌ビジネスセンター 10:30~12:30
9月25日(水)安城すみれサークル 安城アトリエ 10:30~12:30 
9月28日(土)名古屋さくらサークル チサンイン名古屋 10:00~12:00

レッスンのお申し込みはこちらからお願いします。
http://www.pocoapo.net/ask.html


http://ameblo.jp/masa1109yumi/
http://www.facebook.com/atelierpocoapoco

(消しゴムはんこライブラリー編集部・2019年8月10日配信)

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