うえむらさん連載「ハンコにできること、星の数ほど。」更新
イレイサースタンプクリエイター・うえむらゆみこさんの連載「ハンコにできること、星の数ほど。」をお届けします。
消しゴムはんこファンの皆さま、こんにちは。
イレイサースタンプクリエイターのうえむらゆみこです。
消しゴムはんこにはたくさんの夢がつまっています。
ただ「消しゴムに絵をうつして彫る」というものではありません。
一生懸命彫ったはんこの向こう側にはたくさんの可能性があります。
そんな消しゴムはんこにできること。
星の数ほどたくさんある「ハンコにできること。」を毎月ご紹介しています。
皆さんは「蔵書票」というものをご存知でしょうか。
現在愛知県の安城市民ギャラリーで開催中の
「見て、感じて、遊ぼう!はんが遊園地」
では日本の創作版画を牽引した作家の木版画約100点が展示してあります。
その展示の中には「蔵書票」のコーナーがあります。
私はそこで初めて「蔵書票」というものを目にしました。
簡単に申し上げますと「これは私の本です」とオリジナルのシールを貼って使うものを蔵書票と言うそうです。
消しゴムはんこでも直接捺すタイプの蔵書印を彫るレッスンをしたことがあります。
蔵書印のシール版と言えますね。
蔵書票は「紙の宝石」とも言われ、小さなシールに持ち主の趣味や個性が溢れます。
木版画家の新たなジャンルでもあるそうで、交換会なども開かれているそうですよ。
私はその「紙の宝石」に一瞬で魅了されてしまいまして、自分のオリジナルの蔵書票を作ってみました。
消しゴムはんこで作れば蔵書票シールを量産することができます。
まさに「ハンコにできること」ではないでしょうか。
このオンリーワンの蔵書票をお気に入りの小説たちに貼ってみようと思います!
イレイサースタンプクリエイターうえむらゆみこがお届けしました。
また、来月お会いしましょう。
http://ameblo.jp/masa1109yumi/
http://www.facebook.com/atelierpocoapoco
(消しゴムはんこライブラリー編集部・2019年7月10日配信)