藤嶋みやびさん連載、第134回放送秘話「ポップ文字を描こう2」

 消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。


2022年9月11日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど

中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。

「第134回秘話 ポップ文字を描こう2」

さて、第134回目の放送では、意外と無かった!ポップ文字の描き方!
よくお店で見かけるあの文字の描き方、前回に引き続き第2弾を紹介します♪


裏話1 やっぱり文字の並びが大事

 

 前回に引き続き、まずは、文字の並びの考え方の説明をしています。今回は「小学校」という文字を説明します。考え方として、まずは、漢字のそれぞれの部品をバラバラにして図形として捉えます。その図形の重なり具合を考えながら、描いていきます。ポップ文字は、本来の書き順などは一切考えずに、いかに、奥行きを出しながら描くかを考えます。番組内で実際に描くのは「工作新聞」という文字を描いてみます。


裏話2 なるべく隣と、ひっつける

 今回は、漢字なので前回よりも複雑で、出来上がりをイメージしながら描いていきます。なるべく隣とひっつけて描いていきます。下書きの段階で、どこを重ねるのか、どこが境目なのかを考えます。最初に塗るベースの色で見えなくなってしまうので、描きながら重なり具合を覚えておきます。
ポスカは、下地が透けないので、鉛筆描きの上から、どんどん塗っていきます。そして黒い輪郭で文字の境目をつけていきます。


裏話3 特殊なテクニック

 今回のテクニックの一つですが、「工作新聞」の新聞の「聞」の文字の門の文字のところで、黒い線を横に引くと、門の文字に見えてきます。四角い部分を線で表現するのは特殊テクニックです。ここの部分が、ポップ文字の特徴であり、醍醐味です。どう描くのが正解かというのは、明確にないので、何度も描いてテクニックを覚えてみてくださいね!


それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)

今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html
全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。


みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,400個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。

以上、藤嶋みやびでした! 

藤嶋みやび(ふじしま・みやび)

グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士/販売士

https://miyabiland.com


(消しゴムはんこライブラリー編集部・2022年9月11日配信) 

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