木村明子さん、マルヤマモトさんと神楽坂散歩

消しゴムはんこ作家・木村明子さん(くま五郎本舗)の連載「木村明子の新・さんぽではんこ」をお届けします。(隔月更新予定)


秋風を感じられる季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。千葉県を拠点に活動している消しゴムはんこ彫り、木村明子と申します。

「木村明子という人物がどこかに出かけてはんこを彫る」というこの連載、第5回目となる今回は頼もしい消しゴムはんこ仲間であるマルヤマモト先生とご一緒に神楽坂をめぐった時のことを書きます。
https://ameblo.jp/maruhanko/


マルヤマモト先生と待ち合わせしたのは神楽坂通りの善國寺前です。善國寺は毘沙門天様がまつられているお寺です。神楽坂に来た際は立ち寄るようにしております。お祭りの頃には赤い提灯がたくさん並んでいて華やかです。

マルヤマモト先生とお会いした後、ランチをする予定のお店をチェックしに行きました。マルヤマモト先生が調べていてくださったお店です。善國寺から少し坂をくだったところにある角を曲がり、少し歩いたところにお店はありました。「運命づけられた方向音痴」と言われる私と違い、マルヤマモト先生はしっかり者です。


神楽坂はわき道を通るととても楽しいのですが、ひとりだとなかなか大通りを逸れる勇気がわきません。上ったり下ったりどんどん細くなったりするので心細くなるからです。ただ今回は頼もしいお仲間がいるので、存分にわきに逸れることができました。

目に着いた角を適当に曲がりますと、小さなお店から素敵なマダム達が出て来られました。そこはバターを使ったお菓子のお店で、美味しそうな香りが通りまで漂っておりました。そこで私たちもマダムっぽいオーラを漂わせながらお店に入りました。試食をさせていただき、ふたりともそれぞれお菓子を買いました。家に帰ってから食べましたところ、バターの香りとほろほろの食感がたまらないとても美味しいマダム的なお菓子でした。


しばらくわき道をうろうろしてからランチをする予定のお店に行きました。ちなみに、神楽坂の飲食店は11時半オープンが多いみたいです。

11時半を過ぎてから入ったランチのお店はイタリアンです。パンが食べ放題とのことでわくわくしながら到着を待っておりましたら、バスケットに山盛りに積まれたパンがやってきました。それがまたどれもすべてとても美味しいのです。しかもスタッフの皆様がかわるがわるパンのおかわりをすすめてくださいます。美味しいパンとパスタに巡り合えた大満足のランチでした。


大満足のランチだっただけにおなかがパンパンになりました。消化を促すためふたりで神楽坂通り周辺を上ったり下ったり横に進んだりしながら次の目的地である赤城神社に足を向けました。

赤城神社は坂道を上ったところにありました。赤い鳥居と舗装された白い地面のコントラストが大変きれいです。調べてみますと「日本で一番オシャレな神社」と言われており、グッドデザイン賞を受賞しているそうです。カフェなども併設してあり、受賞も納得のオシャレさです。

階段を昇りますと向き合って置かれている狛犬がありました。どことなくスフィンクスに似ています。今までお目にかかっていない感じの可愛らしく頼もしい狛犬でした。


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おなかがいっぱいであるにも関わらず、併設されているカフェのメニューを見てみました。こちらもオシャレで美味しそうなメニューがいっぱい並んでいます。いつかこちらのカフェでもオシャレランチを楽しもうと心に決めました。


赤城神社を出た後、本日のメイン目的地であるギャラリーショップ+カフェ 神楽坂tememeさんに向かいました。この頃、マルヤマモト先生と私はtemameさんで開催される「はんこ、いいね!展」に出展者として参加しておりました。いつ伺っても空気が澄んでいるとても素敵なお店です。たくさんのハンドメイド作品と共に自身のはんこが並んでいる様子を幸せな気持ちでながめることができました。
http://www.grazie.co.jp/temame/

その後、同じく出展されていた うえむらゆみこ先生も来店されました。美味しいハーブティを飲みながら うえむら先生とはんこトークに花を咲かせるというものすごく贅沢な体験をさせていただきました。たくさんの坂道を上ったり下ったりした甲斐がありました。
http://ameblo.jp/masa1109yumi/

神楽坂はいつ訪れても素敵な大人の街です。皆様もぜひお散歩してマダム気分を満喫してみてくださいませ。

ではまた!!

http://ameblo.jp/kumajirou–hanko/
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