西岡明子さん『金賞受賞者の横顔』

 「淀屋橋けしごむはんこヴィレッジ」「浅草橋けしごむはんこヴィレッジ」において開催され好評を博した『第1回国際イレイサースタンプ品評会』。この度、のべ263名(有効票数789票)のお客様による投票によって金賞に選出された作家さんにインタビューを行い、受賞作品の制作プロセスや制作秘話等、あまり語られることのないお話をお聞きすることができました。題して『金賞受賞者の横顔』。今回は西岡明子さんのインタビューをご紹介します。


西岡明子さん(大阪府在住)

~一週間で集中して制作~

開催委員会(以下●):
金賞を受賞された感想をお聞かせください。

西岡明子さん(以下◆):
会場に足を運び、実物を見てくださった方々、投票してくださった方々が、私にとって、一番嬉しいことです。
本当にありがとうございます。

●:
受賞された作品のテーマとしたもの、またはコンセプトとしたものを教えてください。

◆:
大学が、日本文学部だったので、前々から彫りたいと思っていた百人一首を選びました。
淀屋橋けしごむはんこヴィレッジの季節は、4月。
百人一首→4月→桜→小野小町→花の色は…の和歌に決めました。

●:
アイデア・図案の作成から作品の完成までどのくらい日数を要しましたか?

◆:
2月に構想、図案に入ったのが、3月。
彫り始めたのは、締め切り10日前で、一週間で仕上げました。

●:
作品の制作で苦心した点を教えてください。

◆:
構想から図案に仕上げるまでが一番大変でした。

~和歌の世界を消しゴムはんこで表現~

●:
作品の制作で特にこだわった部分、ここに注目してもらいたい!という部分を教えてください。

◆:
自分が考える小野小町の和歌の世界を、消しゴムはんこで、どう表現できるかを追求しました。

【百人一首 小野小町】
花のいろは うつり二(に)けりな いたつら二(に)
わ可(か)みよ二(に)ふる な可(が)めせし万(ま)二(に)

【解釈】
長雨で桜は盛りがすぎ、色褪せ散ってしまっていく。
この桜のように、物思いにふけっているうちに、私の容姿もすっかり衰えてしまった。
美しく花弁が1枚すつ散っていく姿が、さらに小野小町をそう思われたように感じられます。
散った桜は、終わりではなく、また新たな芽吹き(若返り)があってほしいという希望も含め葉桜にしました。

●:
今回の作品の制作にはどのような道具を使いましたか?また、普段の制作に使用している道具と、その道具を使用する理由やこだわりがございましたら教えてください。

◆:
OLFAデザインナイフ
OLFAカッター
丸刀
余白サラエ

特にこだわりはありません。
余白が多かったので、余白サラエを使用しました。
時短でき、スムーズに余白を仕上げることが出来ました。

●:
あなたの彫り方のタイプを教えてください。(例:置き彫り・手持ち彫り等々)
作品の大きさによって彫り方を使い分けている場合はそれらも教えてください。

◆:
置き彫りですが、仕上げる箇所によっては、持って行います。


 お忙しいところインタビューに対応していただいた西岡明子さん、本当にありがとうございました!

http://blogs.yahoo.co.jp/akonekohan
https://www.instagram.com/akonekohan/


(国際イレイサースタンプ品評会開催委員会:2017年7月25日配信)

コメントを残す